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業界に革新をもたらす
「BIM」を導入BIM(Building Information Modeling)は、コンピューター上に作成する3次元空間に、建設しようとする建物の立体モデルを再現します。構造や設備などの仕様情報や、性能のシミュレーション、コスト管理まで、全てシステム上で統合調整できるのが最大の特長です。
当社は業界でいち早くBIMを導入し、次世代のニーズに対応しています。 -
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最先端BIMソフトウエア
Tekla Structuresを使用当社ではBIMソフトウエアの中でも高精度なTekla Structuresを使用しています。このソフトは東京スカイツリーやあべのハルカス、虎ノ門ヒルズなどでも使用されたシステムです。
鋼構造物の詳細設計、製作、建て方で自動化されたワークフローを実現するこのシステムは、リアルタイムでの製作管理、NC工作機械とのデータ連携、ロボットによる溶接も行うことができます。
測定機も3D。
データは加工機とも連動
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01FARO Focus Laser Scanner
鉄骨を3Dでスキャンする測定機。測定値の取得には数週間かかることもあった従来の測量を、デジタルカメラと同じくらいの簡単な操作で迅速に測定できるようになりました。
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02ワイドエリア三次元測定機
組立器具の座標や溶接部品のひずみ測定、組立後の位置測定が3次元で測定可能なKEYENCE NWシリーズを導入。ターゲットが手持ちプローブ(測定器)になっているので、複雑な形状でもひとりで簡単に測定できます。
シミュレーションの活用と、ミックス現実への応用
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01L'OCZHIT
現実世界の鉄骨にCGデータを重ねて表示することができる装置を導入。2次元図面だけでは伝わりづらかった仕上がりイメージを、立体的に共有することができます。
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02Trimble XR10
現場でもBIMモデルを活用できる、ヘルメット一体型のデバイス。レンズを装着すると、施工中の現場に3DのBIMモデルが重畳するミックス現実の技術を導入しています。
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新工場の全自動ロボットで、
デジタルファブリケーションの実現。2022年より稼働している吉田工場ではZEMAN社の全自動ロボットを導入。近未来的なロボティクス環境を整備します。
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01SBA (STEEL BEAM ASSEMBLER)
製作図面データの取込みから組立完成まで、全自動で行うことを世界で初めて可能にした画期的なロボットです。自動溶接一貫システムでミスやエラーをなくし、製造時間を大幅に削減できるようになります。
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02SPS (SCANNING & PLATE SORTING)
部品の仕分けを自動で行うロボットです。3D CADでデータを取込み、プレートを自動識別した後、寸法や穴位置をチェック。その後ロボットが1部品につき平均約15秒で指定したパレットに仕分けます。